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聴き歩き · ヤマモトショウ × “かわいい”と制作の距離

『かわいいだけじゃダメみたい』から『NEW KAWAII』へ。ヤマモトショウは、誰の物差しを外した?

かわいいだけじゃダメみたい、ダンス・ファウンダー、シスター、恋、いちばんめ、深海、朱夏、熱波、わたしの一番かわいいところ、ハピチョコ、NEW KAWAII。10曲の間で変わったのは、言葉だけではなく、ヤマモトショウが制作のどこに立つかだった。

この記事の要点

11年の10曲で外れたのは、“かわいい”の条件だけではない。自分のバンドで全工程を担った作家は、他者の旋律へ作詞し、言葉を共作し、土地とメンバーの時間をプロデュースし、最後はFRUITS ZIPPERが先に掲げたNEW KAWAIIを表題曲へした。変わったのは、誰が意味を決め、作家がどこまで決めるかだった。

  1. 2013 / 自分も疑う

    “かわいい”を武器にする手応えと同時に、その方法へ頼る制作側にも問いを返した。

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  2. 2020–2022 / 関係をつくる

    共同作詞からfishbowlのプロデュースへ、曲の外にある他者、土地、時間まで制作条件にした。

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  3. 2022–2024 / 主語を返す

    FRUITS ZIPPERが先に持つ理念を尊重し、“かわいい”を一人称の発見と七人の旗へ変えた。

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ヤマモトショウの公式WORKSを開くと、2015年以前から2024年まで、作詞だけの曲、作曲・編曲まで担う曲、グループをプロデュースする曲が同じ年表に並んでいる。そこから本人が2013年に語った曲まで遡ると、確認できた仕事は111曲。人気順に並べるより、役割が変わった10曲を聴く方が、この人の歩みはずっと鮮やかに見える。

出発点に置くのは、ふぇのたす『かわいいだけじゃダメみたい』。本人は、作詞・作曲・編曲を同時に担い、“かわいい”を切り口にする自分への自己批判も込めたと振り返る。終点はFRUITS ZIPPER『NEW KAWAII』だが、これは前曲への単純な回答ではない。グループ側がデビュー時から掲げていた概念を、2024年に表題曲として音楽へした別の仕事である。

そこで本文では、発表年を一直線の進歩として読まない。自分のバンド、他者の歌声、共同作詞、土地に根ざすプロジェクト、すでに存在するグループ概念。それぞれの依頼で、何を自分で決め、何を相手から受け取ったかを、本人の制作記録、グループ公式情報、公式動画と分けて確認する。

確かめた資料(4件)
  1. ヤマモトショウ本人公式プロフィール・WORKS ↗公式情報 · 2026-09-01確認
  2. ヤマモトショウ本人『かわいいだけじゃダメみたい』作詞解説 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  3. アソビシステム公式 FRUITS ZIPPERプロフィール ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  4. FRUITS ZIPPER公式 1stアルバム『NEW KAWAII』発売情報 ↗公式情報 · 2026-09-12確認

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2013

「かわいい」の自己批評

ふぇのたす『かわいいだけじゃダメみたい』は、ヤマモトショウが作詞・作曲・編曲を担った。本人の回想では2013年1月に制作され、デビュー盤『2013ねん、なつ』へ収録された。まだ他者へ一工程を渡す作家というより、歌詞、旋律、音像を同時につくるバンドの当事者だった。出典1 ↗出典2 ↗

重要なのは、“かわいい”を無条件に肯定する歌として始まっていないことだ。本人は、かわいい切り口の手応えを感じる一方、その方法に頼る自分へ自己批判的でいたかったと説明する。タイトルの“ダメみたい”は、女の子を外から採点する言葉というより、かわいさを売り物にする制作側へも向いた疑問として響く。出典1 ↗

さらに本人は、映画『おんなのこきらい』がこの曲を特に軸として生まれた経緯を記している。映像のために曲を受注したのではなく、先にあった歌が人物像を呼び込んだ。ここで“かわいい”は装飾ではなく、作品世界を動かす問いになった。出典1 ↗

確かめた資料(3件)
  1. ヤマモトショウ本人『かわいいだけじゃダメみたい』作詞解説 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  2. ふぇのたす公式動画『かわいいだけじゃダメみたい』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  3. ヤマモトショウ本人『かわいいだけじゃダメみたい』作詞解説 ↗公式情報 · 2026-09-12確認

2018–2019

他者の歌声への作詞

フィロソフィーのダンス『ダンス・ファウンダー』と『シスター』で、ヤマモトショウのクレジットは作詞に絞られる。公式WORKSの一行だけでも、ふぇのたすで全工程を担った位置から、他の作曲家と歌い手がつくる音楽へ言葉を置く位置へ移ったことが分かる。役割が少ないのではなく、決めない領域が増えた。出典1 ↗出典3 ↗出典4 ↗

『シスター』の作詞解説で、本人は宮野弦士の仮歌入りデモを受け取り、まず自分で何度も口ずさみ、旋律の気持ちよい地点から言葉の主題を探ったと説明する。タイトルから先に物語を押し込むのではなく、別のつくり手が設計した音の身体を受け取ってから、語り手の秘密へ近づいた。出典2 ↗

同じ“作詞”でも、ダンス・ファウンダーとシスターは同じ型の反復ではない。前者はグループ名に含まれるダンスを創設者という語へ接続し、後者は親密さと告白できなさを一語へ畳む。ヤマモトショウらしさを一つに決めるより、同じ歌い手たちへ異なる語り口を渡せる幅を聴きたい。出典1 ↗出典2 ↗

確かめた資料(6件)
  1. ヤマモトショウ本人公式プロフィール・WORKS ↗公式情報 · 2026-09-01確認
  2. ヤマモトショウ本人『シスター』作詞解説 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  3. フィロソフィーのダンス公式MV『ダンス・ファウンダー』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  4. フィロソフィーのダンス公式MV『シスター』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  5. ヤマモトショウ本人公式プロフィール・WORKS ↗公式情報 · 2026-09-01確認
  6. ヤマモトショウ本人『シスター』作詞解説 ↗公式情報 · 2026-09-12確認

2020–2022

共同作詞と地域プロジェクト

ukka『恋、いちばんめ』は、MICOとヤマモトショウが作詞、ヤマモトショウが作曲、宮野弦士が編曲を担った。本人は2020年の振り返りで、MICOとの共作による楽曲提供は、ふぇのたす時代を含めて初めてだったと記す。全工程から作詞専業へ移っただけでなく、今度は言葉そのものも二人でつくる仕事が加わった。出典1 ↗出典5 ↗

同じ2020年、本人はテレビ静岡と地元クリエイターたちと新しいアイドルグループを立ち上げ、プロデューサーとして関わる準備を進めていた。翌年のfishbowl『深海』では作詞・作曲・編曲・プロデュースを担う。本人の後年の説明では、駿河湾の深さを観光案内にせず、未経験のメンバーが深い場所から上がっていく物語へ変換した。土地は飾りではなく、グループの出発点を考える制約になった。出典1 ↗出典2 ↗出典6 ↗

二曲目の『朱夏』では、地元で突然アイドルになった娘を生活の近くで見守る家族、そして成長を見守るファンの視点を重ねたと本人は明かす。『熱波』まで並べると、静岡の名物や気候を列挙する“ご当地ソング”ではなく、同じ土地とメンバーを長く観察しながら題材を感情へ翻訳する制作線が見える。fishbowlの三曲は、曲単位の提供より広いプロデュースの仕事として聴く必要がある。出典2 ↗出典3 ↗出典7 ↗出典8 ↗

確かめた資料(11件)
  1. ヤマモトショウ本人『2020年まとめ』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  2. ヤマモトショウ本人『静岡を題材にすること、静岡で音楽を作ること』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  3. ヤマモトショウ本人公式プロフィール・WORKS ↗公式情報 · 2026-09-01確認
  4. ヤマモトショウ本人『2022年works』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  5. ukka公式MV『恋、いちばんめ』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  6. fishbowl公式MV『深海』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  7. fishbowl公式MV『朱夏』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  8. fishbowl公式MV『熱波』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  9. ヤマモトショウ本人『2020年まとめ』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  10. ヤマモトショウ本人公式プロフィール・WORKS ↗公式情報 · 2026-09-01確認
  11. ヤマモトショウ本人『2022年works』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認

2022–2023

聴き手が決める「かわいい」

FRUITS ZIPPERは2022年4月にKAWAII LAB.からデビューし、公式プロフィールは当初から『原宿から世界へ』と『NEW KAWAII』を掲げていた。同月の2ndシングル『わたしの一番かわいいところ』で、ヤマモトショウは作詞・作曲・編曲を担う。つまり作家がゼロからグループ概念を発明したのではなく、先にあった活動理念を一人称の歌として受け取った。出典1 ↗出典2 ↗出典5 ↗

2013年の題名は、かわいい“だけ”でよいのかと方法を疑った。2022年の題名は、誰かに一番を決めてもらうのではなく、“わたし”の中にある場所へ視線を戻す。二曲を直接の前後編と呼べる一次情報はない。それでも同じ作詞・作曲・編曲者が、別の歌い手と時代で“かわいい”の主語をどこへ置いたかを比べると、外の物差しから本人の発見へ、少しずつ距離が変わったように聴こえる。出典4 ↗出典2 ↗

翌年の『ハピチョコ』も作詞・作曲・編曲を担当した。一曲の成功を言い換えるだけでなく、日常の小さな高揚へ“かわいい”の語感を移す。FRUITS ZIPPER公式プロフィールが『わたしの一番かわいいところ』をグループの広がりを生んだ曲として記録する一方、制作年表にはハピチョコやCO-個性など複数の曲が続く。代表曲一つで関係を終わらせない継続性も、提供作家の重要な仕事だ。出典3 ↗出典1 ↗出典6 ↗

確かめた資料(9件)
  1. アソビシステム公式 FRUITS ZIPPERプロフィール ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  2. ヤマモトショウ本人『2022年works』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  3. ヤマモトショウ本人公式プロフィール・WORKS ↗公式情報 · 2026-09-01確認
  4. ヤマモトショウ本人『かわいいだけじゃダメみたい』作詞解説 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  5. FRUITS ZIPPER公式MV『わたしの一番かわいいところ』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  6. FRUITS ZIPPER公式MV『ハピチョコ』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  7. ヤマモトショウ本人『2022年works』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  8. ヤマモトショウ本人公式プロフィール・WORKS ↗公式情報 · 2026-09-01確認
  9. 歌ネット「わたしの一番かわいいところ」作品クレジット ↗作品クレジット · 2026-08-30確認

2024

FRUITS ZIPPERのコンセプト

『NEW KAWAII』は2024年4月10日発売のFRUITS ZIPPER 1stアルバム表題曲で、ヤマモトショウが作詞・作曲・編曲を担った。グループはデビュー時からNEW KAWAIIを発信すると掲げている。この言葉は、作家一人の発明ではない。七人が活動の中で育ててきた概念を、みんなで歌える輪郭へ変える仕事だった。出典1 ↗出典2 ↗出典3 ↗出典8 ↗

2013年と2024年を題名だけで並べれば、“ダメみたい”から“NEW”への成長物語をつくりたくなる。しかし間の10曲は一直線ではない。作詞だけに退く、共同で書く、土地の事業を背負う、グループの理念を受け取る。変わったのは“かわいい”への賛否より、誰がその意味を決めるか、作家がどこまで決めるかだった。出典4 ↗出典5 ↗出典6 ↗出典7 ↗

だからNEW KAWAIIを結論にして記事を閉じない。ヤマモトショウの公式WORKSは2024年5月を最終更新日としており、本記事が扱う10曲は110曲の一部にすぎない。次は同じ年表から、かわいい以外の言葉、作詞だけの仕事、プロデュースの継続を選び直せる。ひとつのキャッチフレーズで作家を固定しないことも、クレジットを辿る意味である。出典3 ↗

確かめた資料(10件)
  1. FRUITS ZIPPER公式 1stアルバム『NEW KAWAII』発売情報 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  2. アソビシステム公式 FRUITS ZIPPERプロフィール ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  3. ヤマモトショウ本人公式プロフィール・WORKS ↗公式情報 · 2026-09-01確認
  4. ヤマモトショウ本人『かわいいだけじゃダメみたい』作詞解説 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  5. ヤマモトショウ本人『シスター』作詞解説 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  6. ヤマモトショウ本人『2020年まとめ』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  7. ヤマモトショウ本人『静岡を題材にすること、静岡で音楽を作ること』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  8. FRUITS ZIPPER公式MV『NEW KAWAII』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  9. ヤマモトショウ本人公式プロフィール・WORKS ↗公式情報 · 2026-09-01確認
  10. 歌ネット「NEW KAWAII」作品クレジット ↗作品クレジット · 2026-08-30確認

11年・5組・10曲を辿って

ヤマモトショウの作詞・共同制作

自分で疑い、他者の声を聴き、言葉を分け、土地と時間を背負い、最後はグループが先に持つ旗を歌へする。

ヤマモトショウの10曲は、“かわいい”を否定から肯定へ更新した単純な年表ではなかった。2013年には自分のバンドで全工程を担い、方法そのものを疑った。2018年以降は作詞だけに立つ曲があり、2020年には共同作詞、2021年には地元のグループを長期でプロデュースする仕事が始まった。

FRUITS ZIPPERでは、デビュー時から存在したNEW KAWAIIという旗を受け取り、『わたしの一番かわいいところ』で一人称へ、『NEW KAWAII』で共有できる表題へ変えた。作者一人の思想として語れば分かりやすいが、実際のクレジットと公式記録は、歌い手、共作者、土地、運営概念との共同作業を示している。

次にヤマモトショウの名前を見つけたら、曲数だけ数えない。作詞だけか、音像まで担うか、プロデューサーとして時間を背負うか。誰の言葉を受け取り、どこまでを自分で決めたのかを見る。その問いを持てば、同じ作家の111曲は、似た曲の束ではなく、異なる関係を設計した111の仕事として開いていく。

確かめた資料(7件)
  1. ヤマモトショウ本人公式プロフィール・WORKS ↗公式情報 · 2026-09-01確認
  2. ヤマモトショウ本人『かわいいだけじゃダメみたい』作詞解説 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  3. ヤマモトショウ本人『シスター』作詞解説 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  4. ヤマモトショウ本人『2020年まとめ』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  5. ヤマモトショウ本人『静岡を題材にすること、静岡で音楽を作ること』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  6. アソビシステム公式 FRUITS ZIPPERプロフィール ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  7. FRUITS ZIPPER公式 1stアルバム『NEW KAWAII』発売情報 ↗公式情報 · 2026-09-12確認

聴き比べ

聴き比べの組み合わせ

共通点を一つだけ残すと、違いが耳に残る。

聴き比べ 1

疑う“かわいい”と、共有するNEW KAWAII

  1. かわいいだけじゃダメみたいふぇのたす
  2. NEW KAWAIIFRUITS ZIPPER
共通点
どちらも“かわいい”を飾りではなく、作品全体を動かす問いとして題名の中心へ置く。
変わるところ
前者は自分の制作方法への自己批判から生まれ、後者はFRUITS ZIPPERが先に掲げた活動概念を表題曲へした。

聴き比べ 2

外へ開く宣言と、内側に抱える秘密

  1. ダンス・ファウンダーフィロソフィーのダンス
  2. シスターフィロソフィーのダンス
共通点
ヤマモトショウが作詞に立ち、フィロソフィーのダンスの声へ言葉を渡す。
変わるところ
ダンス・ファウンダーは集団の名を前へ出し、シスターは旋律から誰にも言えない感情の居場所を探る。

聴き比べ 3

言葉を二人で書くことと、土地ごと設計すること

  1. 恋、いちばんめukka
  2. 深海fishbowl
共通点
作家一人の完結ではなく、他者や場所との関係が制作条件になる。
変わるところ
恋、いちばんめはMICOと作詞を分け、深海は静岡、未経験のメンバー、地域との協働までプロデュースする。

聴き比べ 4

始める本人と、見守る人の時間

  1. 深海fishbowl
  2. 朱夏fishbowl
共通点
静岡で未経験のメンバーが始める具体的な状況を、広く共有できる感情へ変える。
変わるところ
深海はメンバーの出発点と上昇を描き、朱夏は家族やファンが成長を見守る側へ視点を移す。

聴き比べ 5

海の深さと、地上の熱

  1. 深海fishbowl
  2. 熱波fishbowl
共通点
土地の要素を案内文として並べず、グループが経験する感情と結び直す。
変わるところ
深海は下から上がる出発点をつくり、熱波は身体で感じる熱へ場面を移す。

聴き比べ 6

制作側の疑いから、“わたし”の発見へ

  1. かわいいだけじゃダメみたいふぇのたす
  2. わたしの一番かわいいところFRUITS ZIPPER
共通点
“かわいい”を題名の中心へ置き、聴く人が自分の物差しを意識する入口をつくる。
変わるところ
2013年は切り口に頼る制作側へ疑いを返し、2022年はかわいさの場所を歌う本人の一人称へ戻す。

聴き比べ 7

一人の発見から、七人の旗へ

  1. わたしの一番かわいいところFRUITS ZIPPER
  2. NEW KAWAIIFRUITS ZIPPER
共通点
ヤマモトショウが作詞・作曲・編曲を担い、グループの“かわいい”を歌える言葉と音へする。
変わるところ
わたしの一番かわいいところは一人称の発見を入口にし、NEW KAWAIIはグループが当初から掲げた活動概念を表題へする。

もう一曲、続けて聴くなら。

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出典と制作資料

この記事の出典をすべて見る(20件)
  1. ヤマモトショウ本人公式プロフィール・WORKS ↗公式情報 · 2026-09-01確認
  2. ヤマモトショウ本人『かわいいだけじゃダメみたい』作詞解説 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  3. アソビシステム公式 FRUITS ZIPPERプロフィール ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  4. FRUITS ZIPPER公式 1stアルバム『NEW KAWAII』発売情報 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  5. ふぇのたす公式動画『かわいいだけじゃダメみたい』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  6. ヤマモトショウ本人『シスター』作詞解説 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  7. フィロソフィーのダンス公式MV『ダンス・ファウンダー』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  8. フィロソフィーのダンス公式MV『シスター』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  9. ヤマモトショウ本人『2020年まとめ』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  10. ヤマモトショウ本人『静岡を題材にすること、静岡で音楽を作ること』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  11. ヤマモトショウ本人『2022年works』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  12. ukka公式MV『恋、いちばんめ』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  13. fishbowl公式MV『深海』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  14. fishbowl公式MV『朱夏』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  15. fishbowl公式MV『熱波』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  16. FRUITS ZIPPER公式MV『わたしの一番かわいいところ』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  17. FRUITS ZIPPER公式MV『ハピチョコ』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  18. 歌ネット「わたしの一番かわいいところ」作品クレジット ↗作品クレジット · 2026-08-30確認
  19. FRUITS ZIPPER公式MV『NEW KAWAII』 ↗公式情報 · 2026-09-12確認
  20. 歌ネット「NEW KAWAII」作品クレジット ↗作品クレジット · 2026-08-30確認
2つの音源を聴き比べる

疑う“かわいい”と、共有するNEW KAWAII

共通点
どちらも“かわいい”を飾りではなく、作品全体を動かす問いとして題名の中心へ置く。
変わるところ
前者は自分の制作方法への自己批判から生まれ、後者はFRUITS ZIPPERが先に掲げた活動概念を表題曲へした。

聴くときのヒント作家の思想だけで二曲を直結せず、それぞれの歌い手とプロジェクトが持つ前提を残す。

曲を選び直すと、前の動画は止まります。

2つの音源を聴き比べる

外へ開く宣言と、内側に抱える秘密

共通点
ヤマモトショウが作詞に立ち、フィロソフィーのダンスの声へ言葉を渡す。
変わるところ
ダンス・ファウンダーは集団の名を前へ出し、シスターは旋律から誰にも言えない感情の居場所を探る。

聴くときのヒント“同じ作詞家だから似ている”を一度外し、声が向かう方向を聴く。

曲を選び直すと、前の動画は止まります。

2つの音源を聴き比べる

言葉を二人で書くことと、土地ごと設計すること

共通点
作家一人の完結ではなく、他者や場所との関係が制作条件になる。
変わるところ
恋、いちばんめはMICOと作詞を分け、深海は静岡、未経験のメンバー、地域との協働までプロデュースする。

聴くときのヒントクレジットの人数だけでなく、共同性が曲の中と外のどこまで及ぶかを比べる。

曲を選び直すと、前の動画は止まります。

2つの音源を聴き比べる

始める本人と、見守る人の時間

共通点
静岡で未経験のメンバーが始める具体的な状況を、広く共有できる感情へ変える。
変わるところ
深海はメンバーの出発点と上昇を描き、朱夏は家族やファンが成長を見守る側へ視点を移す。

聴くときのヒント同じグループの初期曲でも、カメラが本人側にあるか見守る側にあるかを聴く。

曲を選び直すと、前の動画は止まります。

2つの音源を聴き比べる

海の深さと、地上の熱

共通点
土地の要素を案内文として並べず、グループが経験する感情と結び直す。
変わるところ
深海は下から上がる出発点をつくり、熱波は身体で感じる熱へ場面を移す。

聴くときのヒント地名を探すより、土地の物理的な特徴がどんな感情へ翻訳されたかを考える。

曲を選び直すと、前の動画は止まります。

2つの音源を聴き比べる

制作側の疑いから、“わたし”の発見へ

共通点
“かわいい”を題名の中心へ置き、聴く人が自分の物差しを意識する入口をつくる。
変わるところ
2013年は切り口に頼る制作側へ疑いを返し、2022年はかわいさの場所を歌う本人の一人称へ戻す。

聴くときのヒント二曲を前後編と断定せず、主語と評価者がどこにいるかだけを丁寧に比べる。

曲を選び直すと、前の動画は止まります。

2つの音源を聴き比べる

一人の発見から、七人の旗へ

共通点
ヤマモトショウが作詞・作曲・編曲を担い、グループの“かわいい”を歌える言葉と音へする。
変わるところ
わたしの一番かわいいところは一人称の発見を入口にし、NEW KAWAIIはグループが当初から掲げた活動概念を表題へする。

聴くときのヒントヒットの大小ではなく、一人称とグループ名義の旗で、言葉が届く範囲を比べる。

曲を選び直すと、前の動画は止まります。

5関連グループ1組

名前を開くと、出会い、加入、卒業、その先の活動まで続いています。

グループ人数記録の内容記録
FRUITS ZIPPER7人原宿から世界へ。七つの個性で、NEW KAWAIIを更新する。OSHiSTORY

名前から辿る

関連する歌い手・つくり手

確かめた記録7件

名前や日付を、元の記録へ戻って確かめられます。

種別名前内容件数
グループFRUITS ZIPPER原宿から世界へ。七つの個性で、NEW KAWAIIを更新する。7人
曲とクレジットヤマモトショウ曲を支えた名前と役割112曲
曲とクレジットふぇのたす曲を支えた名前と役割1曲
曲とクレジットフィロソフィーのダンス曲を支えた名前と役割8曲
曲とクレジットukka曲を支えた名前と役割5曲
曲とクレジットfishbowl曲を支えた名前と役割10曲
曲とクレジットFRUITS ZIPPER曲を支えた名前と役割10曲