CULTURE by SOFUCA
日本語

PERSON · ホラー・物語クリエイター

雨穴

うけつ

ウェブの奇妙な記事から

一つの違和感を、記事から本、映画、展示へ

黒い全身像と仮面、加工された声で活動するホラー作家。2018年にオモコロへ登場し、間取り図の違和感を追う『変な家』を記事と動画で発表した。レポートのように進む物語は、書籍、漫画、映画、海外翻訳、展示へ広がっている。

ABOUT

この人について

姿を隠すことを単なる秘密にせず、声、間、図、聞き手との会話まで作品の形式にした。小さな画面で見つけた一つの違和感が、媒体を変えるたびに別の読み方を生み、最後には読者がその空間へ入る展示になった。ウェブ発の物語が文化産業へ育つ道筋を一人で示している。

STORY

歩み

姿そのものを語り方にする

雨穴は黒い装いと仮面、加工した声で登場する。その姿は素顔を隠す壁であると同時に、普通の部屋や図面へ不穏な空気を持ち込む語り手の装置だ。誰が話すかを説明しすぎず、作品の入口として一貫させている。

間取り図から物語を始める

『変な家』は、一枚の間取り図にある不自然な空間を見つけるところから始まる。恐ろしい出来事を先に見せず、線と寸法を一緒に眺め、仮説を少しずつ更新するため、読者自身が違和感の発見者になれる。

レポートと創作の境目を使う

相談を受け、資料を見て、詳しい人物へ聞くという調査の形式で物語が進む。ウェブ記事や動画に馴染んだ手順をそのままミステリーの構造にすることで、日常の検索や閲覧が物語へ滑り込む感覚を生んだ。

読む場所から入る場所へ

変なシリーズは書籍化、映画化、海外翻訳を経て、大型展示へ展開した。展示では間取りや作中の部屋を目の前で確かめられる。想像していた空間に読者が実際に立つことで、画面と本の記憶が身体の体験へ変わる。

OFFICIAL CHANNELS

公式チャンネル1件

役割を分けて見ると、同じ人・グループの発信にも違う温度が見えてきます。

TURNING POINTS

主な転機

  1. 雨穴

    オモコロへ登場
    ウェブ記事を舞台に、奇妙な工作と物語を発表し始めた。

  2. 雨穴

    『変な家』を公開
    間取り図の違和感を追う物語を、記事と映像の入口にした。

  3. 雨穴

    画面の調査を一冊へ
    読む順番を再編集し、手元で仮説を行き来できる作品になった。

  4. 雨穴

    映画化と海外翻訳
    一つのウェブ発作品が、別の制作者と言語へ渡っていった。

  5. 雨穴

    『雨穴の変な世界展。』へ
    記事と本で想像した空間を、歩いて確かめる展示へ広げた。

READING ROUTES

この人から辿れるテーマ

同じ変化を経験した人・グループへ、活動の広がり方から進めます。
MEDIA別のメディアへ移る動画の物語は、雑誌、書籍、ドラマへどう移るのか。WORLDS人物と世界観を育てる一本の企画は、どう繰り返し会いたい世界になるのか。VIRTUAL IDENTITY姿をつくる画面の中の姿は、どこまで本人になれるのか。BOOKS本に残す流れていく動画を、なぜ本にするのか。
すべての広がり方を見る

SOURCES

出典

  1. 雨穴WEB 雨穴 · 確認 2026-09-15
  2. 雨穴 公式クリエイタープロフィール バーグハンバーグバーグ · 確認 2026-09-15
  3. 不動産ミステリー『変な家』 オモコロ · 確認 2026-09-15
  4. 『雨穴の変な世界展。』開催発表 オモコロ · 確認 2026-09-15